五島 光(Hikaru Goto)|サービスマーケティング研究者
What I Study · Service Marketing
サービスを通じて、人は価値ある成果にたどり着けるのか
サービスが提供されているだけでは、すべての人がそれを活用し、自分にとって価値ある目標を実現できるとは限りません。顧客に求められる参加、顧客の準備性・リテラシー・利用できる資源、そしてサービス側の支援や設計に注目し、誰がどのような条件のもとで価値ある成果にたどり着けるのか、その実質的な機会の違いがなぜ生じるのかを研究しています。
Profile
研究者プロフィール
五島 光 / Hikaru Goto
博士(知識科学)
大阪経済法科大学 経営学部 助教
専門はサービスマーケティングと消費者行動です。顧客がサービスを理解し、参加し、必要に応じて支援や別の方法を選びながら、自分にとって価値ある目標を実現できる条件に関心があります。顧客側の準備性やリテラシーとサービス側の参加要求・支援・選択肢・制度との組合せが、利用経路や目標達成の違いを生む仕組みを研究しています。
企業勤務を経て、2025年より現職。経歴の詳細はresearchmapをご覧ください。

Profiles
Research Focus
研究の焦点は「価値実現の機会とその違い」
01
顧客参加と顧客共創準備性
顧客がサービス提供プロセスに参加する際の、役割を理解・遂行する準備と参加しようとする動機づけを顧客共創準備性(Customer Co-Creation Readiness: CCCR)として捉え、その概念化と尺度開発を進めています。
02
共創格差とサービス設計
同じサービスでも、参加要求と顧客の準備状態の組合せによって、利用経路や目標達成の可能性・負担・達成度に差が生じます。この「共創格差」が生まれる仕組みと、支援や選択肢の設計によってその差を縮小できる条件を研究しています。
03
Transformative Service Literacy
Transformative Service Literacy(TSL)を、サービスを理解・評価・活用し、自分にとって価値ある目標へつなげるための基礎的能力に関わる概念として発展させています。長期的には、サービスが人々の実質的な選択可能性を広げる条件を明らかにすることを目指します。
Selected Publications
主要論文
2026 · Journal Article
Framing the Attitude-Behavior Gap as Structural Disconnection: A Dual-Level Diagnostic of Customer Experience Quality
Goto, H. Journal of Retailing and Consumer Services, 92, 104814.
2025 · Journal Article
Value Co-Destruction Causing Customers to Stop Service Usage: A Topic Modelling Analysis of Dental Service Complaint Data
Goto, H., Belal, H. M., & Shirahada, K. Annals of Operations Research, 348, 1691–1711.
2022 · Journal Article
狭小商圏型ドラッグストアにおけるID-POSによる顧客分析とISM構築
五島 光・尾池 勇紀・山下 貴子『マーケティングレビュー』3(1), 3–11.